刑務所を出た人たちの雇用への理解を深めてもらおうと、企業向けのスタディツアーが福岡刑務所で開かれました。
「人出不足が深刻なので来てもらうだけでありがたい(確かに)というのが根本としてありますので」
福岡刑務所と法務省コレワーク九州が開催したツアーには、出所者の雇用を検討する企業の経営者など、74人が参加しました。
福岡刑務所では、現在850人の受刑者を収容していて、去年1年間で400人が出所しています。
参加者らは受刑者が作業をおこなう工場や独房などを見学したあと、雇用の不安や課題について意見交換をおこないました。
参加した経営者は「人手不足の1つの解決策として受刑者雇用も取り入れている。受刑者=怖いかなというのはありましたけど、その罪になるまでの過程を知るというのが重要かなと感じる」と話します。
法務省によりますと、全国の再犯者率は46・2%で再犯者のおよそ7割が無職だということです。
コレワーク九州は、出所者の雇用は再犯防止に繋がるとして企業側に選択肢の1つとして検討してほしいとしています。