2026年10月14日(水)、法務省九州矯正管区主催の「再犯防止向け支援地域連携セミナー」が開催され、「再犯防止につながる支援」をテーマに、島野社長が講師として登壇しました。
当日は、各関係機関の関係者や保護司、報道関係者、一般来場者など、約310名が参加。再犯防止に向けた支援のあり方や、地域・企業・関係機関が連携して取り組むことの重要性について考える機会となりました。
講演では、元受刑者の受け入れを始めた経緯について紹介しました。
元受刑者の受け入れを始めたきっかけは、人手不足という課題に対し、外国人材だけでなく、日本の眠っている労働力にも目を向け、これまで取り組んできた障がい者雇用の実績や経験を活かしながら、元受刑者の労働力も企業の戦力になると考え、職親プロジェクトに参加し、現在は福岡支部長として、再犯防止に向けた取り組みを進めています。
また、企業が元受刑者の受け入れに取り組むうえで最も重要となる、スタッフの理解を深めるために時間をかけ、研修やアンケートを実施してきました。現在では、グループ内において、採用した方を偏見なく、共に働く仲間として接しています。


最後に、15年前に経験した「障がい者=働けない」という社会や企業の採用担当者の偏見について触れました。実践を通して「障がい者が企業の戦力になる」と発信し続け、少しずつ理解を得ながら活動を広げてきた経験と同様に、「元受刑者の再犯防止の為に働く場所の提供」についても、企業・地域・関係機関と連携し、企業の戦力につなげていきたい。そのためには、「受刑者=怖い」という偏見に対し、まず背景を知る事で、理由なく遠ざける偏見を払拭する事がスタートで、障がい者雇用と同様に、元受刑者雇用が企業の戦力となる事も実践と成功事例を通して発信していけたらと考えています。